女性にもヒゲは生えてくる?濃くなる人の原因とは?

女性 ヒゲ

女性にヒゲが生えてくる原因とは?

ヒゲは男性だけに生えてくるものというイメージがあるかもしれませんが、場合によっては女性にも生えてきます。

なぜかというと、女性の中にも、わずかですが男性ホルモンがあるからです。

どのくらいの量なのかというと男性の体にある量の20分の1程度とされています。

男性ホルモンが女性の体にあると言っても、普通は大量の女性ホルモンによって働きを抑えられるので、ヒゲが生えてくることはまずありません。

ならば、抑えられているはずの男性ホルモンの働きが表に出てしまうのはどうしてなのかというと、何らかの原因によってホルモンバランスが乱れてしまうためです。

ホルモンバランスが乱れる原因

ホルモンバランスを乱す原因としては、ストレス・生活習慣・加齢などが考えられます。

ストレス

ストレスは、仕事に家事そして育児などによって蓄積されます。

仕事量はそれほど多くなくても、職場の人間関係に問題があったり、クレーム処理のように神経を使う仕事をしていると、本人も気が付かないうちに心が限界を迎えてしまう恐れがあります。

そうして蓄積された心身のストレスは自律神経の働きにも影響を与えて、体の機能に異常がでてしまいます。

こうした過労の影響で女性ホルモンの分泌量が減れば、男性ホルモンを抑える力が弱まりヒゲが生えます。

ちなみに働く女性の場合には、ストレスではなく自分のやる気によってヒゲが生えてしまうケースもあります。

というのも、仕事で実績を出したい、出世をしたいといった意欲が高まれば、男性ホルモンの分泌量が増えるからです。

男女ともに働く社会に変わりつつある今、こういうケースは増えています。

睡眠不足や食事・喫煙

生活習慣についてみていくと、睡眠不足や偏った食事、喫煙などがよくあります。

睡眠は言うまでもなく脳や体の組織を休ませるために必要な時間です。

もし、それが不足すれば、日中の疲れは取れないままに次の日を過ごさなければいけません。

そうした日常が常態化すると、体はいつまで経っても疲れが抜けず、体の機能が衰えてきます。

食事もここでは重要な意味を持っています。体が正常に機能するためには、食事から十分な栄養を摂らなければいけません。

もし、肉ばかりで野菜を摂らなかったり、炭水化物抜きダイエットでご飯やパンの量を極端に減らせば、体の機能を維持することができなくなり、女性ホルモンの分泌量も減少することがあります。

また、自律神経の乱れを引き起こす冷たい食べ物を摂りすぎたり、添加物が多く含まれているインスタント食品ばかり食べるというのも、栄養不足と同じように危険なので見直さなければいけません。

運動不足

自律神経に関係する生活習慣では、運動も重要になります。適度に体を動かす習慣があれば、自律神経は正常に機能をして十分な女性ホルモンを分泌できます。

しかし、仕事は長時間のデスクワークで家から会社まで移動することがなかったり、専業主婦で買い物や友達との食事以外はあまり出歩かないといった人は、運動不足になるので注意しなければいけません。

そして喫煙ですが、社会的にも体にとって悪いということは認識されていますから、その危険性は誰もが理解しているでしょう。

でも具体的にどういう影響があるのかというと、タバコに含まれるニコチン・一酸化炭素などの成分が問題です。

それらの成分は体に入り込むと、血管を収縮させたり、細胞の働きを衰えさせる力を持っています。

その影響を受ける部分の一つが卵巣です。

しかも、タバコを吸うことで、体は毒を無害化しようと肝臓を働かせるので、その過程で女性ホルモンも一緒に代謝で消えてしまいます。

加齢

最後に加齢ですが女性の体は、ある程度の年齢になると妊娠・出産をする準備は必要なくなると判断して、月経を終わらせる閉経の準備に入ります。

それが更年期と呼ばれる時期で、閉経の前後10年くらい続きます。

この時期になると、女性ホルモンの分泌量は大きく減少をして、体に様々な影響が出てきます。

生活習慣の見直しが必要

もしヒゲが生えていることで悩んでいる女性がいるならば、ここで挙げた原因のどれかが自分にあてはまるのではないかと、生活を見直すべきです。

では、ヒゲが生えないようにしたいならばやるべき対策はなにかというと、原因となるものを取り除けば男性ホルモンは抑えられます。

そのためにもストレスを解消すること、十分な睡眠や運動を行うことや栄養バランスの取れた食事にすること、禁煙をすることなどを実践していきましょう。

食事で効果的な成分とは?

食事について言えば、特に効果的なのはエストロゲンと非常に近い化学構造を持ったイソフラボンを摂取することホルモンバランスを整えることです。

イソフラボンはポリフェノールの一種で、大豆などマメ科の植物に多く含まれています。

ですから納豆や豆腐といった大豆製品を、積極的に食べましょう。

あとはビタミンE、カルシウム、ビタミンB6もホルモンバランスを整えるのに役立ちます。

ビタミンEはうなぎ・アーモンド・アボガドなど、カルシウムは乳製品、そしてビタミンB6は大豆・鶏むね肉・カツオなどに多く含まれています。

食事をするときには、使われている食材をひとつひとつ確認して必要な栄養を摂ることを心がけましょう。